2025年6月24日
2020年2月13日 18:00更新
上越市議会は、これまで1年にわたった議会改革の取組みをふりかえり、来年度へ提言書をまとめることになった。
上越市議会は今年度、開かれた議会をめざそうと3つの取り組みを進めた。
1つ目は「議会モニター」。市民30人が議会を傍聴しそのありかたに意見を出した。これは閉鎖的と指摘される議会の「見える化」を目指した取組み。
2つ目は「女性フォーラム」。現在、女性議員がいない状況などをうけ、女性が立候補しやすい環境をどう作ったらよいのか、大学教授や市外の女性議員を招いて議論した。
3つ目は「模擬議会」。吉川中学校の生徒が地域の課題を事前学習し、模擬議員として質問する体験をした。生徒からは、地域に興味をもつ良い機会だったなどの反応があった。
13日開かれた議会改革推進会議では、これまでの取組みをふりかえったうえ、議会モニターと模擬議会については今後も継続すべきとした。
一方で女性フォーラムは、今年4月の市議会議員選挙で複数の女性が出馬する見込みであることなどから、一定の役割を果たしたとして、継続はしないこととなった。委員からは「時期を見て改めて開催したほうが良いのでは」と意見があがっていた。
検討した内容は提言書にまとめたうえ、3月議会中に議長に提出する予定。
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