2020年03月05日 15:00更新
上越市立の「さんわ保育園」や「つちはし保育園」など4つの公立保育園の民営化に向け、上越市は民間事業者の面接審査を始めた。5日・6日の2日間行われる。
民営化されるのは「さんわ保育園」「つちはし保育園」「春日保育園」「なおえつ保育園」の4園。民営化の背景には、保育時間の延長や土・日・祝日の開園など、共働きで子育てする世帯からのニーズがあるほか、市の財政負担を軽くできるメリットもある。
民営化にむけた事業者の公募は去年秋からはじまり、5つの法人から応募があった。審査では現在の保育内容を引き継げるかどうか、法人に運営体力があるかなどが評価される。審査の結果は来週13日(金)に市長に報告され、今月中に事業者が決まる。完全民営化は令和4年度からとなる予定。それまでに事業者と保育園、保護者などが、運営方法を話し合ったうえ、令和3年度は事業者の職員が現在の職員と一緒に引継ぎ保育にあたることになる。
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