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津波から逃げる避難階段を新たに設置へ 上越市 なおえつ海水浴場

能登半島地震で津波被害を受けた なおえつ海水浴場に、高台へ逃げるための避難階段が新たに設置されることになりました。避難階段は地震のあと、なおえつ海水浴場の西側にすでに2つ設置されていて、新しく設置されるのは、この階段よりも上越市立水族博物館うみがたり寄りの東側です。市では設置に向けて、来年度から測量を行なう予定です。

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これは12月10日(火)に開かれた上越市議会総務常任委員会や、JCVの取材で明らかになりました。

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なおえつ海水浴場は、能登半島地震で津波の被害を受けたことから今年7月、高台に逃げるための避難階段が海水浴場の西側に2つ設置されました。長さは10メートルと15メートルです。海水浴場の周辺にはキャンプ場があり、市ではここを利用する人やジェットスキーをする人たちなどが高台に逃げられるよう、新たな避難階段を設置します。場所は、すでに設置されている避難階段よりも うみがたり寄りの東側です。階段の幅は2メートルほどになる予定で、すでに設置されているものよりも広くなるということです。設置に向け、市は来年度から測量を始める予定です。

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 防災危機管理部 市川重隆 部長
「次年度以降は測量設計などを実施する予定。恒久的な避難経路の確保を図りたい」

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また今年10月、直江津地区の町内会などから要望された津波避難タワーの設置について、複数の委員から早急な整備を求める意見が相次ぎました。

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八木 副市長
「市では国の方針を踏まえて検討し、必要に応じたハード整備をやっていく。それを何年度予算に反映するというところまでいっていないが、頭の中に入っている。国・県・市と同じ考え方で、住民の安全安心を確保したい」

市によりますと、津波避難タワーなどの整備を求める要望は、国と県の担当者に伝えたということです。

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