2025年04月16日
2025年04月14日 16:43更新
第100回高田城址公園観桜会が4月13日(日)に閉幕しました。最後の週末となった12日(土)は青空が広がり、人力車の運行や提灯が飾られたみこし渡御が6年ぶりに行われるなど、にぎわいました。
人力車の運行は、上越地域の高校生でつくる団体「新潟エアセレスト」が第100回観桜会を盛り上げようと初めて企画し、東京の会社に委託しました。
この日の園内は、歩行者天国になり人力車は極楽橋の前の道路や西堀、南堀の周辺を走りました。
乗車した人
「サクラが自分と近いから座って見ているときと違う」
「(最初)初めてだったから緊張した。楽しかった」
「サクラ近くで見られてきれいだった」
「また乗ってみたい」
新潟エアセレスト 小酒井一真 代表
「思った以上に人力車に興味を持ってもらい、たくさんの人に乗車してもらい ありがたい。『手が届きそうなくらい高かった』と言ってくれて うれしかった。通年で さまざまなイベントごとに運行できる体制を築いていきたい」
午後6時、提灯を飾ったみこし渡御がコロナ禍以降6年ぶりに行われました。担いだのは、越後高田昭和會の呼びかけで上越市、妙高市、長岡市から集まったおよそ90人です。
みこしはおよそ380キロあり、極楽橋から噴水前までの往復およそ800メートルを練り歩きました。
越後高田昭和會 平林健恒 小頭
「皆さん年を取り、ブランクもあり、忘れているところもあるが、復活の会が第100回の記念の会。感慨深い。満開の時期にこのみこしを担げた。記念の会にできた」
園内にある歴史博物館近くの芝生広場では、音声合成ソフト、ボーカロイドのキャラクター初音ミクの屋外ライブが開かれました。
透明のスクリーンにキャラクターの映像が映し出され、初音ミクの代表曲「千本桜」や、演歌「津軽海峡・冬景色」など17曲が披露されました。
Adoとのコラボも
企画したのは、初音ミクの公式ライブで知り合ったファンで作る実行委員会です。ライブは観桜会に合わせて毎年、高田本町商店街などで行なわれてきました。今年は10周年の節目に合わせ、会場が初めて園内になりました。
3300人以上が訪れ、ペンライトを振るなどして夜桜とライブの共演を楽しんでいました。
訪れた人
「初音ミク大好き。みんなで盛り上がれてよかった」
「楽しかった。かわいかった」
「初回から来ている。サクラもちょうど満開。満月きれいだった。月夜とのコラボも最高」
ライブを企画した「高田城ミクライブ!」の実行委員会で上越市の寺島政也さんは「満開の時期に高田城址公園でできないか2年前から構想していた。第100回高田城址公園観桜会という節目に、多くの人に来てもらえてよかった」と話していました。
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