2025年04月16日
2025年04月15日 17:04更新
自慢の「のど」も健在です!
今月12日(土)に107歳を迎えた上越市の小林きわさんを祝う誕生日会が、デイサービスで利用している福祉施設サンクス高田で開かれました。小林さんは趣味の歌を利用者とともに披露しました。
小林きわさんは大正7年4月12日に長野県の農家に生まれました。結婚を機に上越市に移り住み、日本生命に20年ほど勤めるなどしました。3人の娘に恵まれ、いまは三女と暮らしながら市内の福祉施設サンクス高田のデイサービスを利用しています。日課は新聞や本を読むことです。健康の秘訣は食べ過ぎないことだといいます。
小林きわさん
「腹八分目に医者いらずという昔からのことわざがある。おいしいからといって、たくさん食べずに腹八分にしておく」
誕生日当日にサンクス高田で誕生日会が開かれ、利用者などおよそ30人が参加しました。
小林さんに花束やお祝いのメッセージが書かれたカードなどが、中川博之施設長からプレゼントされました。
最後は利用者と一緒に「岸壁の母」を歌いました。90歳のとき上越市で開かれた「NHKのど自慢」に出場して歌った曲です。
小林きわさん
「107歳まで生きると思っていなかった。100歳過ぎてからは知らない間に歳をとっていった。目標はない。1年、1年という感じ」
サンクス高田ではデイサービスの利用者が100歳を迎えると誕生日会を開いています。市によりますと、現在市内の最高齢は109歳の女性で小林さんは6番目ということです。
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