2025年6月26日
2025年6月26日 12:02更新
田んぼの集約化に合わせて、収穫したコメの乾燥から選別までを行なう「高田和みの郷ライスセンター」が上越市岡原に完成し、20日(金)に竣工式が行われました。
「高田和みのライスセンター」は担い手不足などで田んぼの集約化が進むなか、農家1人あたりのコメの収穫量が増えたことを受けてJAえちご上越が建てました。
もみの乾燥をはじめ、玄米にするまでの作業を行ないます。受け入れられる玄米の量は1030トンほどです。建物は2階建てで、延べ床面積はおよそ1000平方メートル、JAえちご上越が管理する市内のライスセンターとしては最大規模です。
これまでライスセンター周辺の和田地区や三郷地区では収穫した稲を近隣の上越カントリーエレベーターに運ぶなど手間がかかっていました。
20日に竣工式が開かれ、地元の農家やJAの職員などおよそ40人が参加しました。
JAえちご上越 経営管理委員会 羽深真一会長
「このような施設がなかった。地区からの強い要望を受けた施設。地域の人に有効利用してもらう。農業を絶やさない持続的な農業経営の一助になれば」
ライスセンターは地元農家で作る和田三郷営農管理組合が運営します。利用はコメの収穫が始まる8月下旬からの予定です。
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