2025年6月28日
2025年6月28日 10:00更新
元雪だるま財団の理事長で長年にわたって田舎体験事業の推進に取り組んだ小林美佐子さんが県内の観光事業の発展に功績のあった個人や団体をたたえる新潟県観光協会観光功労者表彰を受賞しました。
公益社団法人新潟県観光協会観光功労者表彰を受賞したのは元雪だるま財団で理事長を務めていた小林美佐子さんです。
小林さんは都会の人に上越市などの里山の暮らしを体験してもらう田舎体験事業を平成10年に県内で初めて立ち上げました。令和6年度末までに全国から1019団体、9万5000人以上を受け入れてきました。
小林美佐子さん
「田舎体験は受け入れをしてもらった皆さん、いろいろな人たちとの連絡調整が役目。皆さんに感謝の一言に尽きる」
雪だるま財団は2年前に解散し、田舎体験事業は上越観光コンベンション協会に引き継がれましたが、小林さんはいまも安塚区で田舎体験の受け入れ先の一つとして事業に関わっています。
小林美佐子
「農家に喜ばれている。お金が落ちる仕掛けを作ったことが大きい。地域全体で受け入れていくという田舎体験の趣旨に基づいてやっていきたい」
受賞の報告を受けた上越市の中川市長は「これまで中心になって頑張ってこられた。今回の表彰はその積み重ねの結果。これからますますのご活躍を期待しています」と話していました。
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.