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秘湯復活!上越市牧区「鷹羽鉱泉」6年ぶり利用開始 サウナと宿も完備

秘湯復活!上越市牧区「鷹羽鉱泉」6年ぶり利用開始 サウナと宿も完備

標高600メートルにある秘湯、上越市牧区の「鷹羽鉱泉」を温泉の愛好家たちが改修し、先月14日から再び利用できるようになりました。露天風呂の周りにはサウナや宿泊棟などが新たに設けられ、県内外の人たちが大自然の風景を楽しんでいます。

6年ぶりに利用ができるようになった上越市牧区宇津俣にある鷹羽鉱泉です。

写真提供:鷹羽鉱泉

標高はおよそ600メートル、昼は晴れていれば上越の市街地や日本海、その先には佐渡が見えます。また夜は星空が広がります。

鷹羽鉱泉   宮本 祐希さん
「夜はホタルが飛ぶ。露天風呂でホタルが見られることはあまりない。楽しんでもらえると思う。」

鷹羽鉱泉は地元の人が日帰りで利用できる露天風呂として運営し、大自然の風景が楽しめる秘湯として親しまれてきました。しかし、後継者がいないため10年前に廃業しました。この温泉を愛する人たちが再開させようと「鷹羽会」を立ち上げ、上越市頸城区出身の宮本祐希さんが中心になり、8年前の2017年に1度復活させました。運営は宮本さんが代表を務める富山県の不動産会社「Ⅿクリエイト」が務めました。

ところが2年後、鷹羽鉱泉に向かう道が土砂崩れでふさがれたことなどを理由に利用できなくなっていました。

写真提供:鷹羽鉱泉

1年前、道路の復旧が終わり、資材が運べるようになったことから、宮本さんなどが立ち上げた「鷹羽会」が再び復活させることになりました。

鷹羽鉱泉   宮本祐希さん
「もともと温泉好きだった。来てみてすごく良いところだった。これは皆さんに味わってもらわないと地域の人にも申し訳ないという思いで、災害もいろいろあったが乗り越えてオープンができた」

露天風呂は「鷹羽会」のメンバーで建設などにかかわる人たちが改修しました。温泉は当時と変わらず硫黄を含む鉱泉を天然ガスを使って44度ほどに温めています。

鷹羽鉱泉   宮本 祐希さん
「硫黄泉はつるっとしていて柔らかさを感じてもらえる。高血圧症に良いと言われている。利用者はあせもが治ると言っている」

写真提供:鷹羽鉱泉

また敷地にはヒノキ造りの屋内サウナと、2階建ての宿泊棟1つ、そして水風呂が新たに設けられました。

水風呂は3つあり、鉱泉と湧き水を利用していて、このうちドラム型の風呂は首までつかれるよう深さが2.1メートルあります。

鷹羽鉱泉   宮本 祐希さん
「サウナは絶景を見ながら入れる。夜はガラスに炎が映る。薪のはぜる音を聞きながらゆっくり整ってもらえるのが特徴」

利用は1日1組、最大9人です。

鷹羽鉱泉  宮本祐希さん
「今は新しい客が多いが、昔来たという人も半数ぐらいいる。伝説の秘湯と言われた鷹羽鉱泉にサウナが付いていて、日本一の深さかなと言える水風呂もあるので、この絶景を見ながら露天風呂とサウナを楽しんでもらえたらと思う」

鷹羽鉱泉の利用は予約が必要です。詳しくはホームページをご覧ください。

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