2025年8月13日
2025年8月13日 16:24更新
来週末に迫った第100回謙信公祭に合わせ、上杉謙信の愛刀で国宝の「太刀無銘一文字」通称「山鳥毛」の特別展示が、13日(水)から上越市立歴史博物館で始まりました。
「山鳥毛」は第100回の節目を迎えた謙信公祭を盛り上げようと、上越市が岡山県瀬戸内市から借りて展示しています。
観覧できるのは、事前に申し込んだ3000組5547人です。観覧券を持った人たちが県内外から訪れ、里帰りした刀に見入っていました。観覧できるのは1組2分です。
「山鳥毛」は鎌倉時代に作られ、1952年に国宝に指定されました。名前は焼き入れによって作り出された波のような模様が美しく、山鳥の羽毛に似ていることから名付けられたとされています。
刀には欠けている部分があり、戦で使われた証拠だということです。
地元の人
「山鳥毛を見て1番感心したのは刀の傷。傷は実際に戦った証拠。よく見てきた。義の心の刀を見られて、すばらしい国宝に感激した」
また、歴史博物館の1階では、日本刀を擬人化したオンラインゲーム「刀剣乱舞ONLINE」とのコラボグッズの販売や、等身大パネルが設置されています。
瀬戸内市の観光協会による山鳥毛の模様を表現した帯やカード入れなど関連グッズが販売され、観覧した人などが立ち寄っていました。
妙高市から
「ぬいぐるみ、マスキングテープ、前髪クリップを購入。地方だとなかなかゲットできないのでうれしい」
宮城県から
「刀剣のグッズはこういう機会じゃないと買えない。ポストカードなどを買った。春日山城には今から(刀剣乱舞ONLINEの)スタンプラリーで行く」
「山鳥毛」の特別展示は今月24日(日)までです。観覧券が必要です。一方、1階の関連グッズなどは、観覧券がなくても買うことができます。
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