2025年9月9日 17:56更新
スキージャンプの国内トップクラスの選手が出場する「妙高サマージャンプ大会」が7日(日)、妙高市の妙高高原赤倉シャンツェで開かれ、オリンピックに8度出場しているレジェンド 葛西紀明選手などが大ジャンプを披露しました。
妙高サマージャンプ大会には、地元の中学生や高校生をはじめ、オリンピックに8度出場しているレジェンド 葛西紀明選手など、国内トップクラスを含む100人あまりが出場しました。
競技は「女子」、高校生以下の「少年」、そして「成年」の3つに分かれて行なわれました。
このうち「少年」の組には昨年度、全国中学校スキー大会コンバインド競技で優勝した妙高高原中学校3年生の竹田葵さんが出場しました。1本目のジャンプは69.5メートルで、4位に付けます。
そして2本目。73.5メートルを飛び、見事3位入賞を果たしました。
少年の組 3位入賞 竹田葵選手
「1本目のジャンプは失敗したが、2本目はまずまずのジャンプができて良かった。やっぱり高校生は強いので、もっと高校生を倒す勢いで頑張りたい。今シーズンは世界ジュニア選手権に出場できる年齢になったので、そこを目指して頑張りたい」
「成年」の組では、葛西選手が2本目で90メートルの大ジャンプをみせました。結果は10位でした。
オリンピック8回出場 葛西紀明 選手
「妙高市のジャンプ台は毎年来ていて、皆勤賞ぐらい来ている好きなジャンプ台。2本目は90メートルで歓声が沸いていたので、良いジャンプができたのではと思っている。表彰台に上がれなくて残念ですけど、来年はここで表彰台を目指したい」
成年では、2022年北京オリンピックに出場した佐藤幸椰選手が3年ぶりに優勝しました。
成年の組 優勝 佐藤幸椰選手
「できれば100メートルのビッグジャンプを見せたかったが、いい状況を味方にして優勝できたので、ジャンプも良かったと思う」
大会後はトップ選手と観客がハイタッチや記念撮影をして、交流を深めていました。
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