2025年9月25日
2025年9月25日 14:39更新
上越市出身で新潟産業大学附属高校1年生の吉田蒼選手が、卓球の国内最高峰のリーグに所属する金沢ポートに入団し、24日(水)記者会見が開かれました。現役高校生がプロチームと契約するのは全国で3人目、吉田選手は「ファンや地域の人に夢と感動を与えられるような選手になりたい」と決意を新たにしました。
写真提供:WTT
「ファンや石川県の地域の人に、夢と感動を与えられる選手になることが目標」と語ったのは、吉田蒼選手です。
上越市出身の吉田蒼選手は、卓球の強豪校、柏崎市の新潟産業大学附属高校に通う1年生です。経験者の父親や兄の影響で小学1年生のときに卓球を始めました。現在は、ジュニアのナショナルチームに選ばれ、去年の夏と今月行われたユースの国際大会で優勝するなど頭角を現しています。
吉田選手が加入した金沢ポートは石川県金沢市を拠点に、世界のトップクラスの選手が集まる国内最高峰リーグ「Tリーグ」に参戦し、現在2位につけています。
吉田選手は今年6月、金沢ポートの合宿に練習生として参加し、粘り強いラリーを武器に練習試合で勝利し、プロでも通用すると認められ、声がかかりました。高体連に所属する現役高校生がプロチームと契約するのは3人目です。
吉田蒼 選手
「高校は新潟に残り新潟で努力し続けて契約につながった。うれしい。自信につながり、これからも頑張っていきたいと思った」
金沢ポート 西東輝 監督
「若い選手には珍しいほどの完成度の高いプレーが特徴。本人の地元を思う温かい気持ちも金沢ポートカラーにぴったり。将来の金沢ポートのエースになってほしいと考えて契約した」
吉田選手は、春日新田の実家から高校の卓球部に通いながらチームの合宿や試合に参加していきます。初優勝を狙う金沢ポートは今シーズン、機会があれば吉田選手を起用したいと期待を寄せています。
吉田蒼 選手
「1月に行われる全日本選手権でジュニアの部で優勝したい。Tリーグにも出場して勝てるように頑張りたい」
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