2025年10月5日
2025年10月4日 14:00更新
障がいがある作家が描いた絵の作品展が上越市の高田本町商店街で今月1日から始まりました。5回目の今回は商店街を巡ってもらおうと、作品が店舗や施設、合わせて16か所に飾られスタンプラリーも実施されています。
作品展は、障がいがあるアート作家が描いた絵を日本酒のラベルに活用するプロジェクト「ぼくらのShuShuShu」に合わせた取り組みです。上越市と妙高市の酒蔵でつくる県酒造組合高田支部が4年前から開いています。
展示会場は、これまで高田本町商店街にある施設の1か所でしたが、今年は商店街の店舗や施設、合わせて16か所に広げました。
新潟県酒造組合高田支部 髙橋京子さん
「商店街により多くの客が来てもらえるきっかけになったり、障がい者アートを知ってもらえるきっかけになればと思って、商店街に協力してもらって1か月の期間展示する」
作品は応募があった上越市と妙高市の作家9人が制作しました。
これは泉カンイチさんの作品「郊外景色」です。国道8号から見えた山々を描きました。
泉カンイチさん
「せっかく話をもらったのでチャレンジしてみようと思って描いた。絵を見てもらえること、表現性が伝わることはすごく重要」
また作品展に合わせ、スタンプラリーも実施されています。展示場所でスタンプを集めると、商店街の商品や日本酒などが抽選で当たります。
新潟県酒造組合高田支部 髙橋京子さん
「とても素敵な作品が集まって蔵元とも喜んで見ていた。ぜひ皆さんに見てもらいたい」
作品展は10月31日(金)まで開催されています。
展示された作品の一部は日本酒のラベルになり、11月中旬以降に上越市や妙高市の酒店などで販売される予定です。
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