2025年10月7日
2025年10月7日 15:51更新
ノーベル賞の生理学・医学賞の発表が6日(月)に行われました。認知症の研究などに取り組んでいる妙高市出身の長谷川成人(まさと)さんに受賞の期待が高まるなか、妙高市役所で長谷川さんの同級生などが発表の様子を見守りました。長谷川さんは受賞を逃しましたが、今後の活躍に期待する声が上がりました。
長谷川成人さんは妙高市出身の64歳です。斐太北小学校、新井中学校、高田北城高校を卒業しています。
現在は、神経科学者として認知症や全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病ALSの発症のメカニズムなどを研究し、4年連続でノーベル生理学・医学賞の受賞が期待されていました。
6日(月)、スウェーデンで発表が行われ、妙高市役所では長谷川さんの同級生や市の職員など30人ほどが集まり、インターネットの動画中継を見守りました。
しかし、名前は呼ばれず、会場からは「残念」といった声が上がりました。
見守った同級生
「先日話した時もあまり受賞するという感じはなく、淡々としていた。きょうも気にせず研究に打ち込んでいるのではないか。必ず受賞の機会はあると思うのでいまの研究を発展させてもらいたい」
見守った同級生
「自分のやっていることが世のため人のためになると分かっていて極めようとしている。長谷川さんがいると、私も頑張らなければと思う」
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.