2025年11月10日
2025年10月8日 8:15更新
コメづくりのために稲を苗から育ててきた上越市立明治小学校の5年生が3日(金)、稲刈りに挑戦しました。
夏は水不足、そして収穫前に稲を獣に倒されるなどの苦労を乗り越え、収穫に感謝しました。
コメづくりをしたのは明治小学校の5年生12人です。4月にコシヒカリの種を苗箱にまいて育てたあと、5月に学校の隣にある田んぼ3アールに手で植えました。
田んぼに入れる用水の管理もしましたが、水不足で制限があり、苦労しました。また、除草剤の使用は1回にとどめ、児童が草刈りをするなど、安全安心なコメづくりを目指しました。
児童
「節水で水が毎日出せなくて、お米が枯れてトラブルがあって、コメが無事育つか分からなかった。毎回コメの様子を見たりするのが大変だった」
そして今月、待ちに待った実りの秋を迎えました。
2週間ほど前、イノシシとみられる獣が田んぼに入ったため、稲が倒されて半分以上が収穫できなくなってしまいました。
児童
「がんばって作ったのに悲しい」
児童は自然を相手に農業をする厳しさを感じながら、収穫できる喜びを感じていました。
児童
「みんなで協力して田植えしたり、稲刈りして楽しかったです。みんなと食べたい」
「とれる量は少なかったけど、うれしかった。家族と一緒に食べたい」
コメは30キロほど収穫され、児童と保護者がカレーライスにして食べるということです。
明治小学校の稲刈りの様子は、JCVの番組「こどもコウキシン!」で10月19日(日)から放送します。
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