2025年11月14日
2025年11月14日 14:21更新
降雪シーズンを前に、県と上越市による合同の除雪出動式が13日(木)に行われました。

除雪出動式は県と上越市が除雪体制の連携を強化するため、3年前から合同で毎年開いています。上越市内でこの冬、除雪の対象となる道路は県道がおよそ546キロメートル、市道がおよそ1772キロメートルです。作業にあたる業者はあわせて118社で、除雪車は去年より6台多い655台で対応します。

県と市では手が足りない場合は除雪業者を融通し合うほか、大雪の時には連携して除雪にあたります。

出動式では県と市の代表が決意を述べました。

郷土建設藤村組 藤村英明さん
「路面状況の監視を強化し、迅速かつ、行き届いた除雪を実施します。すべてのオペレーターと従業員は安全確認と健康管理に気をつけ、安全安心な作業を行います」

続いて、ひがししろこども園の園児が「いつも雪をどかしてくれてありがとうございます。今年もみんなのために頑張ってください」と応援メッセージを送りました。

市ではオペレーターの高齢化や人手不足が深刻化するなか、業務の効率化に向けて今シーズンも雪に埋もれた障害物などの位置を感知する「除雪支援システム」を搭載した除雪車を活用し、作業を進めます。

上越商会 岡田一行 専務取締役 営業部長
「いつ降ってもいいという体制だけは我々一同つくっている。責任感と使命をもって一人一人作業にあたってもらいたい」

また、この日は20年以上除雪作業に携わっている功労者3人が表彰されました。
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.