2025年12月1日
2025年12月1日 14:10更新
上越市安塚区のキューピットバレイスキー場の「第2クワッドリフト」が新しくなり、29日(土)に竣工式が行われました。これまでより400メートル長くなっていて、このリフトを使って滑走できるコースが2倍に増えました。速さは国内最速クラスです。

キューピットバレイスキー場には3つのリフトがあり、4人乗りの「第2クワッドリフト」は唯一山頂までつながっています。

老朽化のため、新しいリフトにする入れ替え工事が令和5年から行われ、このほど終わりました。

写真提供:上越市
新しいリフトは全長1425メートルで、乗車位置がこれまでより400メートル下に移りました。これにより、第2リフトを使って滑走できるコースがこれまでの2倍、8コースになりました。また滑走距離は合計で全長7600メートルになり、これまでより6割ほど増えました。リフトは秒速5メートルで国内最速クラスということです。

キューピットバレイ 営業部長 髙島祐二さん
「今までのリフトは4コースだったが、新しいものは8コースを巡回できる。雪が深く、(山頂付近)パウダースノーが楽しめる。リフト1本でいろいろなコースが楽しめるようになった。ぜひ遊びに来てほしい」

写真提供:上越市
また、リフトはこれまで営業時間外も外に置かれていましたが、劣化を防ぐため「格納庫」が設けられました。

完成を記念した竣工式では、上越市の小菅市長が「装いを新たにスノーシーズンが幕開けする。末永く愛されるスキー場になるよう願っている」とあいさつしました。

このあとスキー場の安全祈願祭が行われ、関係者がシーズン中のにぎわいと無事故を祈りました。オープンは12月19日(金)の予定です。
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