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科学のおもしろさを体験!青少年のための科学の祭典

科学のおもしろさを体験!青少年のための科学の祭典

実験や工作を通して子どもたちに科学のおもしろさを体験してもらうためのイベント「青少年のための科学の祭典」が、今年も上越科学館で開かれました。

「青少年のための科学の祭典」は、実験や工作を通して子どもたちに科学のおもしろさや発見することの喜びを体験してもらおうと全国で開催されているイベントです。上越科学館では20年ほど前から毎年行われていて、今年は市内の化学メーカーや国立妙高青少年自然の家など16団体がブースを設けました。

新潟薬科大学の学生による「発酵」をテーマにした実験ブースでは「微生物は甘いものとしょっぱいものどちらが好きなのか」確かめます。

お湯を入れた2つの試験管の中にそれぞれ「糖」と「塩」を入れ、ドライイーストを混ぜて試験管の口を風船でふさぎます。糖を入れた試験管を手で温めると発酵が進んで風船が膨らみ、泡が発生しました。

泡の正体は「二酸化炭素」です。

一方、塩を入れた方は膨らみませんでした。

微生物が好きなのは「甘い方!」

 

このブースでは、「回転運動」をテーマにしたおもちゃを紹介しています。

元高校教諭の中川眞さんが、廃材などを使って手作りしたものです。子どもたちは、ビー玉が360度のレールの上を落ちずに回る遠心力を用いたおもちゃなどで興味深そうに遊んでいました。

また中川さんは、回転している物の軸が円を描くように動く現象「歳差運動」を、手元に戻ってくるブーメランを使って説明しました。

中川眞さん
「ブーメランは、飛ぶときにコマのように横に揺れ、浮き上がる力の向きが変わるため元の場所に戻ってくる。これを歳差運動という。地球も一緒」

小学生
「科学は興味がある。おもしろい動きをするものが見られてよかった、自分でも作ってみたい」

上越科学館  永井克行 館長
「このような生の体験は大事。特別な機会だけでなく、科学は日常に転がっているので積極的に体験してほしい」

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