2025年12月22日
2025年12月22日 17:48更新
上越市の企業が抱える課題の改善に向けて若者と一緒に取り組むコンテスト「UPDATE JOETSU LAB2025」が22日(土)にあすとぴあ高田にあるミュゼ雪小町で行われました。

このコンテストは上越市の企業が抱える課題解決に向けて、企業と若者が一緒になって事業プラン作成しプレゼンテーションするコンテストです。

上越商工会議所青年部の主催で、企業6社と上越市在住で起業予定の若者や関西に住んでいる学生など7人が参加し、新潟で活躍する企業経営者の前でプレゼンテーションしました。

このうち結婚式場シェ・トヤとチームを組んだ神戸大学3年生の大下紗智香さんは、コロナ禍以降に結婚式をあげる人が減っている課題に取組みました。

一番の壁になっているのは結婚式を挙げるための高額な資金です。これを解決するため大下さんは、一定期間 式場に定額料金を支払うことで、資金を積み立てられるだけでなく施設をお得に利用できるプランを発表し、最高賞の「UPDATE JOETSU賞」を受賞しました。
大下さん
「サブスクの特典としてレストランのチケットと交換することでファン化を継続させます。時間をかけて金銭的なハードルを消滅させると同時に積み立て期間は他社への浮気を防ぐ…」
神戸大学3年生 大下紗智香さん
「法学部で法律ばかり勉強していてビジネスコンテストに出るのも初めて。色々な人に支えられて賞に結びついてうれしい。色々な企業の人と話したので実現のイメージがわいた。事業を起こして上越市に貢献したい」

今回プレゼンテーションした事業計画はいずれも事業化に向けて検討を進め、2026年年3月に中間報告会が行われます。
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.