2025年12月24日 18:15更新
上越市は、年末年始の夜間・休日診療の混雑を緩和するため、ビデオ通話などを使ったオンライン診療を導入することになりました。これにより、患者は自宅でスマートフォンなどを使って診療を受けられるようになります。

これは、24日(水)開かれた上越市の定例記者会見で明らかになりました。上越市は年末年始の休日・夜間診療所の混雑緩和や、患者の利便性向上のため、今年度から通常の対面診療に加え、スマートフォンなどを使ったオンライン診療を導入します。理由は、昨年度の年末年始、インフルエンザが流行し、患者数が1日あたり240人ほどとコロナ禍前並みに戻り、電話がつながりにくくなるほど混雑したためです。

オンライン診療の対象になるのは、発熱や頭痛、のどの痛み、咳など感染症の症状の15歳以上の人です。

画像提供:上越市
利用するには、はじめに専用の回線に電話をして看護師に症状を伝えます。問診をもとに看護師が診療が必要と判断した場合、患者のスマートフォンに受診用のWEBページのURLが送られます。患者は、WEBページにアクセスし患者情報を登録します。予約した時間になると、ビデオ通話で医師の診察を受けることができます。受診後は、その日の午後9時までに、上越市新光町の休日・夜間診療所で薬を受け取り、支払いをします。来院は家族でも可能です。

期間は、今月31日(水)から年明け1月3日(土)までの4日間です。受付時間は午前8時45分から午前11時45分までと、午後0時45分から午後6時45分までです。なお、15歳未満の患者や切り傷などの外科治療を必要とする場合は、これまで通り対面での受診になります。詳しくは上越市のホームページをご覧ください。
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