2025年12月25日 14:08更新
物価高対策として政府が活用を呼びかけている「おこめ券」について、上越市の小菅市長は24日(木)配布しない考えを示しました。一方で、ほかの支援策を検討し、1月の臨時議会に提案することにしています。

これは、24日(木)開かれた上越市の定例記者会見で小菅市長が明らかにしました。その理由については。
小菅市長
「ここは全国有数のコメどころ。コメ農家も多くいる。農家からコメを買う人も多い。上越市の実情を踏まえると、おこめ券以外の手法が適当」

小菅市長は、お米券に代わる物価高対策として、子育て世帯や収入が少ない世帯を中心とする市民、そして事業者への支援を検討していくということです。

市では、国の交付金18億7000万円に市独自の支援を上乗せできるか検討することにしています。市では、物価高対策を盛り込んだ補正予算案を1月下旬の臨時議会に提案し、今年度中の実施を目指します。
一方、妙高市もお米券に代わる商品券などの支援策を検討していて、臨時議会を経て年度内に実施したい考えです。
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