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佐渡汽船 30年ぶりの値上げへ運賃改定を申請

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佐渡汽船 30年ぶりの値上げへ運賃改定を申請

2025年12月26日 5:56更新

佐渡汽船は23日（火）30年ぶりとなる運賃の改定を国土交通省北陸信越運輸局に申請したと発表しました。申請が認められれば来年4月1日から改定となり、運賃は最大で14％値上げとなります。

佐渡汽船によりますと申請が認められた場合、旅客運賃などが最大で14％値上げとなります。直江津―小木航路の片道ではカーフェリー2等の旅客運賃が、現在の3180円から3530円に値上がりします。新潟―両津航路ではカーフェリー2等が、現在の2970円から3290円に、高速船ジェットフォイルは7060円が7970円に値上がりします。また、自動車航送運賃も新潟航路、直江津航路ともに4％から7％値上がります。

＜新潟航路＞
　旅客運賃（片道料金）
　ジェットフォイル　7060円⇒　7970円
　カーフェリー１等　5030円⇒　5730円
　カーフェリー２等　2970円⇒　3290円

　自動車航送運賃（片道料金）　
　車両4ｍ以上 5ｍ未満　　1万8520円⇒　19260円
　車両11ｍ以上 12ｍ未満　4万6190円⇒ 49420円

　二輪車運賃（片道料金）　
　750cc未満　4980円⇒　5180円

＜直江津航路＞　
　旅客運賃（片道料金）
　カーフェリー1等　5030円⇒　5730円
　カーフェリー2等　3180円⇒　3530円

　自動車航送運賃（片道料金）　
　車両全長4ｍ以上 5ｍ未満　　20080円⇒　20880円
　車両全長11ｍ以上 12ｍ未満　50170円⇒　49420円　

　二輪車運賃（片道料金）　
　750cc未満 5400円⇒　5610円

佐渡汽船によりますと、コロナ禍の2020年、輸送人員は76万人まで落ち込みましたが、その後、新体制による経営改善や佐渡島金山世界遺産登録などで利用が増加し、去年は127万3000人まで回復しました。

その一方で、修繕費や人件費、燃料の高騰などで航路の維持や継続のためのコストが増加しており、運賃改定が必要だということです。

値上げは30年ぶりで、認可されれば、来年4月1日から新しい運賃で運用がはじまります。

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