2026年1月14日
2026年1月15日 18:44更新
上越市の無形文化財で450年以上前から続く西横山集落の小正月行事が始まりました。14日(水)の夜は「鳥追い」が行われ、集落に子どもたちの元気な声が響きわたりました。

西横山集落では毎年1月14日と15日の2日間にわたって、鳥追い、禊(みそぎ)、嫁祝い、オーマラの4つの小正月行事を行っています。

14日(水)の夜は子どもたちが主役の「鳥追い」が行われました。集落の子どもだけでなく、有志で参加した谷浜小学校の児童、さらには、この地域から県外に引っ越した人もかけつけ、小学4年生から中学2年生までの8人が参加しました。


午後8時ごろ、子どもたちは「みのぼうし」や「ふかぐつ」などを身につけ、雨が降るなか、集落にある白山神社を出発しました。鳥追唄には田畑を食い尽くすトキやサギなどの害鳥を追い払う意味が込められていて、太鼓の音に合わせて歌い、五穀豊穣を祈ります。

♪こうりゃどこの鳥追だ
だいろうどんの鳥追だ
尻切って頭切って
小俵にほうらいこんで
佐渡島へホーホウ
コウモリも鳥の人情でホーホー

毎年、年長の子どもがまとめ役の親方を務め、太鼓を叩くのがしきたりです。今年は白山神社の岩片克己宮司の孫で、去年の春に栃木から集落に戻ってきた潮陵中学校1年生の岩片陽さんが大役を務めました。

親方役 岩片陽さん
「みんなを引っ張っていくリーダー的存在になれて楽しかった。また親方をやりたい。太鼓のリズムを合わせられるようになりたいし、もっとみんなを引っ張っていきたい」

軽井沢から初参加の生徒
「今までは外から見る側だったが、一緒に行事に参加できて心が満たされた」

西横山小正月行事保存会 和瀬田仙二会長
「大事な行事。これを守っているから町内が活性化できている。これを乗り切れない町内は廃れていくのではないかと思う。このさき時代が変化したとき、どのように後継者の皆さんが継いでくれるか楽しみ」
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