2026年2月4日
2026年2月4日 9:44更新
上越市の牧、清里、板倉、三和で宿泊や食事、田舎体験などを提供している農家が集まり、地域活性化に取り組む協議会が、去年の夏に発足しました。すでに移住モニターツアーやスイーツ開発など連携した取り組みを進め、成果が見え始めています。

去年7月に発足した、上越南農泊推進協議会です。牧、清里、板倉、三和の4つの区で、宿泊や食事、体験を提供している農家など11団体が連携し、交流人口の拡大、地域の所得向上、新たな雇用を生み出すことを目指して活動しています。

上越南農泊推進協議会 高橋 鉄雄 会長
「この地域は少子高齢化で上越南農泊推進協議会なかなか打つ手がない。自分たちのできることで、地域を活性化させたい。元気づけるには連携を取らないと、皆さんに魅力ある地域を提案できない」

31日(土)は、協議会のメンバーが集まり、発足から半年ほどの間に行ってきた農業体験のワークショップ、移住を検討している人に向けたモニターツアー、そしてスイーツ開発の3つの取り組みについて、地元の住民など90人を前に発表しました。

このうち、農業体験のワークショップは、去年の秋に企画し、実際に東京の大学生4人が参加しました。学生は、板倉区でそば打ち、三和区で稲刈りなど6日間にわたり田舎暮らしを体験しました。

旅ナカラボ合同会社 野添 幸太 代表
「ふだんは受動的に聞くだけ、見るだけの観光をしてきた人たちが、新しく上越で畑や田んぼに入った時、ただ見て立っている。観光客として来たときに何をしていいか分からないので、一言誘ってあげる。『ここ触っていいよ』『ちぎって食べてごらん』ちょっとした声掛けにより、能動的に参加できる環境ができる」

ワークショップを企画した旅行プランナーの野添幸太さんは、取り組みをふり返り、自らが参加しているという達成感を感じると、若者は、その記憶を誰かに伝えようとスマートフォンで記録しシェアすると話しました。そして、参加者にもっと達成感を感じてもらい、発信したいと思ってもらうには、単独ではなく企業同士がコラボし、この地域だからできる新しい価値を提供していくことが大切だと話しました。
旅ナカラボ合同会社 野添 幸太 代表
「1社だけでなく2・3社が手を組んでどんな演出ができるか。受動的なものから能動的なもの、創造的な体験へ。自分たちの成果が増えていくような体験に変えていくこと。生産者と最終消費者、おいしくする料理人が全部この地域に詰まって近くにある。東京にはない距離感で楽しんでもらえることが魅力」

参加者
「体験したあと次の発信につながることが参考になった」
「みんなと一緒にこういうものにチャレンジ。受け身でなく、自分もそういう場に参画することが大事」
上越南農泊推進協議会 高橋 鉄雄 会長
「これから求められるのは、区をまたぎ みんな同じ方向を向くこと。1番大切なのは、人と人との関係性を作り上げる。『この地域楽しい』『みんなに来てほしい』と思ってもらいたい」
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