2026年3月4日 11:19更新
上越市牧区で古くから親しまれていた辛味調味料「ぴりっ子」。材料不足などからしばらく販売が途絶えていました。しかし、3日(火)からJAえちご上越の牧店舗を皮切りに販売が再開されました。

JAえちご上越の牧店舗です。入り口正面の特産品コーナーに「ぴりっ子」がずらりと並びました。

ぴりっ子は、昭和50年代後半に旧牧村の農協が商品化した辛味調味料です。特産品として人気を集めましたが、主な原料のシシトウガラシの生産者が減ったことや加工施設の老朽化のため製造ができなくなり、しばらく店頭から姿を消していました。

しかし、復活を望む声が多く寄せられたことから、JAでは生産者に栽培を働きかけたほか、製造を外部に委託するなどして、再販売にこぎつけました。

新しいぴりっ子は、以前と同じように赤と青の2種類があります。どちらも90グラム入りで価格は税込み959円です。
それぞれ700個の数量限定販売で牧店舗を皮切りに今後「あるるん畑」などJAえちご上越管内の主な店舗で販売されるということです。

JAでは生産量を増やし以前と同じ量の販売を目指しています。
3日はJAから委託を受けたNOP法人「食の工房ネットワーク」の職員が、材料を調合する仕込み作業にあたりました。

材料は去年の秋に収穫された塩漬けのシシトウガラシ。そこに酒かす、ユズの皮を加えてミンチにします。さらに麹を加えて良くかき混ぜ、樽に詰めていきます。
3年の熟成期間を経て瓶詰めにされ、「ぴりっ子」として店頭に並びます。

作業にあたっていた食の工房ネットワークの齊京貴子さんは「3年間熟成させないといけない。3年後においしくなって食卓に上がればいい」と話していました。
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