2025年6月26日
2017年2月20日 17:58更新
妙高市の新年度予算案が20日に発表された。妙高市の平成29年度の一般会計当初予算案は204億6,000万円。今年度に比べて7.1%、額にして15億6,000万円の減額。妙高高原体育館の建設が完了したことで予算が縮小された。
来年度は5つの重点プログラムを中心に未来を見据えたまちづくりを進める方針。
主な新規事業では、子どもが夢を持ち続けるための支援強化のなかで、放課後児童クラブで新たに二つの事業を実施する。一つは勉強の習慣が身に付くよう専門スタッフによる学習支援。もう一つは食事の支援。放課後児童クラブを利用する際は原則弁当持参となり、希望者に対しては有料で弁当を手配してきた。来年度は市の予算で支援をする方針。いずれも長期期間中に限る支援。(放課後児童クラブ事業 約3,340万円)。
また、特色ある教育活動と地域にささえられた学校づくりの強化として、市内の全ての小中学校に新たにタブレット端末を導入し(計104台)ICT機器を活用した授業を実施する(パソコン等による情報教育推進事業 624万円)。
この他、観光の分野では、今年度中に予定されているロッテアライリゾートの開業にあわせ、外国人観光客の受け入れを強化。具体的には日帰り温泉施設「友楽里館」の機能強化として通信環境の整備(Wi-Fi一式)や電話設備の更新などを実施する。(友楽里館機能アップ事業 762万円)
また、企業の新規立地や投資、拡張に対する企業振興奨励条例による支援として、固定資産税課税を10年間(限度額3万年)免除する他、中小企業が借入れた資金の利息分のうち最高70万円までを補助したり、創業者の支援として資金借り入れ金の利子相当額を補助する事業などが盛り込まれている。
(企業立地促進事業 約8,169万円)
これらの予算案は、来月2日からはじまる妙高市議会で審議される。
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