2025年6月24日
2019年9月25日 18:46更新
妙高市池の平のいもり池で25日、紅葉のシーズンを前に、外来種のスイレンを取り除く作業が行われた。
いもり池では外来種のスイレンが水面を覆い、もともとあった在来種のヒツジグサやヒルムシロなどが確認できない状況となっている。また、池の水面に映る「逆さ妙高」がスイレンによって見にくくなっている。 池の平温泉の太田善万 副区長は「いもり池は妙高市の宝。環境保全することで多くの観光客に来てほしい」と話す。
25日は、地元の住民など約30人がスイレンの除去作業にあたった。作業は「除蓮(じょれん)」と呼ばれる大きなくわを池に沈め、軽トラックで池の底からスイレンを引っ張り上げる。
作業は5年前から春と秋の2回行われている。この春は約9トンを駆除した。しかし、スイレンは繁殖力が強いため、池の水を一度抜かないと取り除くのは難しいのではという声もあった。太田副区長は「スイレンはいもり池にもともとないもの。これからも駆除をしていきたい」と話した。
スイレンの駆除作業はあす26日も引き続き行われる。
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