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直江津にクラフトビールの新拠点！「オタマブルーイング」タップルームがオープン

上越市中央2丁目に、地元のクラフトビール醸造所「オタマブルーイング」の工場直送の生ビールが楽しめる店「オタマブルーイング ナオエツ タップルーム」が8月1日にオープンしました。

「オタマブルーイング」は、上越市出身で東京からUターンした宮川岳さん（48）が運営しています。上越市三和区にあった商店を事業承継し、2023年からクラフトビールの醸造をスタート。ホップの香りや苦みがしっかりと楽しめるアメリカンエールを中心に、クラフトビール初心者からビール愛好家まで幅広く楽しめるビールづくりを行っています。

現在は定番6種類に加え、ほかのブルワリーや飲食店とのコラボによる限定7種類を展開。月間2000リットルのビールを製造しています。

これまでは、三和区の工場で直接販売を行うほか、春のクラフトビールイベントの運営や、地域内外のイベントへの出店などでビールを提供してきました。宮川さんはお客さんから「常時飲める場所はないの？」とたずねられることが多く、以前から工場直送の生ビールを気軽に楽しめるタップルームのオープンを考えていました。

新たにオープンしたタップルームは、直江津南小学校前の通り、あかねちゃん弁当直江津店の隣りです。以前は焼菓子店「ア.ハ.アカネ」が営業していた場所でしばらく休業していたことから、宮川さんが店主から店を引き継ぎ、自身の地元である直江津で営業を開始しました。

店内は以前の雰囲気をそのまま生かし、シンプルで落ち着いた空間。カウンター6席、6人掛けのテーブル席が3卓、入口近くに立ち飲みスペースも設けられています。

生ビールは工場直送の生樽から注がれる10種類を提供。現在はバランスの良い「YAWA YAWA Pale Ale（ペールエール）」、雪中梅の酒粕を使った「Ume no Hana Hazy IPA（ヘイジーIPA）」などのレギュラービールのほか、季節の限定やコラボビールも揃っています。

さらに、宮川さんがおすすめする県内外のブルワリーが手がける「ゲストビール」も常時登場します。現在はMITSUKE Local Breweryの「Play Catch」を提供。料金はオタマブルーイングのビールが、小（265ml）700円、大（473ml）1200円（ともに税込）で、ゲストビールは変動します。

オタマブルーイングのサマーセッションIPA
小（265ml）700円、大（473ml）1200円（税込）
※写真は大

現在のおすすめはタップルームのオープンを記念として醸造された「オタマブルーイングのサマーセッションIPA」です。アルコール度数をやや抑え、夏にゴクゴクと飲めるすっきりとした飲み口とホップのさわやかな苦みが特徴です。暑い季節にぴったりの一杯です。

ビアクラフト（飲み比べ3種／175ml×3）
1400円（税込）

また、好みに合わせて3種類を選んで飲み比べできる「ビアクラフト」も好評。1400円でいろいろな味を少しずつ楽しめます。

ドリンクはビールのほかにも、ハイボールやレモンサワー、ソフトドリンクも用意。フードメニューはナッツや枝豆といった軽いおつまみから、焼うどんやピザといった食事メニューまで取り揃えています。

もつ煮　600円（税込）

店のおすすめは、ビールを製造過程でできる麦汁を使って煮込んだ「もつ煮」です。

県内産の豚のモツ、ダイコン、タマネギ、ネギを甘い麦汁で煮込み、塩味で仕上げたやさしい味わい。添えられたバケットと一緒に楽しめます。

ほかにも、ビールに衣を加えて揚げた「ちくわとズッキーニのビアフリット」（600円税込）や、宮川さんが生地から手作りしているピザなど、タップルームならではの料理を用意しています。

今後はTシャツ、アクリルキーホルダー、キャップ、手ぬぐいなどのグッズ販売も行っていく予定です。

オタマブルーイング代表  宮川岳さん
「8月1日からオタマブルーイングナオエツタップルームが開店しております。皆さんにオタマブルーイングのクラフトビールをぜひ楽しんでいただきたいのと、ゲストビールもありますので、さまざまなクラフトビールを体験していただきたいと思います。ふらっと寄っていただいてもいいですし、ガッツリおつまみとともに楽しんでいただいてもいいです。ぜひお越しいただき、楽しんでください」

オタマブルーイング ナオエツ タップルーム

■住所：上越市中央2-1-1
■電話：TEL025-530-7023
■営業時間：水・木曜 17:00～22:00（21:30 LO）／金～日曜 15:00～22:00（21:30 LO）
■定休日：月・火曜
■インスタグラム：@otamabrewing_taproom