2025年6月24日
2020年2月7日 17:55更新
小正月のさいの神行事を御神体づくりから再現する体験学習が7日、上越市立南川小学校でおこなわれた。
さいの神行事に取り組んだのは南川小学校の5年生40人。この日はグラウンドで御神体作りから始めた。あらかじめ組んであった竹の柱は高さ約3m。そこに正月飾りや書初めなどを縛り付け、周りをワラで覆う。
ワラは総合学習のコメ作りで出たものを使った。児童は「地域でやったさいの神の時よりは小さいけど、完成度が高いものが出来た」と手ごたえを感じていた。
完成したら代表の児童4人が火を付けた。この日は米作りでお世話になった農家の人も招かれ、保護者などと一緒にみんなで無病息災を祈った。
5年生は発酵食品についても学んでいて、さいの神のあとには味噌や甘酒を使った料理、児童が手作りした押し寿司などをふる舞った。
地域の住民は「地域の行事を学んでみんなでさいの神をおこなうのは、子どもたちのまとまりにもなり、地域の人と接するいい機会になる」と話していた。
また、児童は「自分たちで一から意見を出し合って、成功してやりがいがあった!」「色んな地域の人と交流できて楽しかった」とふり返っていた。
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.