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高校生の放課後の居場所づくり 実証実験の結果を報告

高校生が放課後に気軽に立ち寄れる居場所を作ろうと実証実験を行っていた関根学園高校の生徒会メンバーが20日(金)、上越市の職員や地域の人を招いて、結果を報告しました。Still1224_00001

関根学園高校の生徒会12人は、高校生にとって魅力的なまちをつくろうと、生徒が学校帰りに気軽に立ち寄って、交流できる場所を設置しようと活動しています。

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今年10月28日から10日間、実証実験として生徒が自主学習や雑談できる居場所として、市の協力のもと、あすとぴあ高田ミュゼ雪小町の多目的室を放課後に開放しました。自由に過ごせる場所の提供だけでなく、地域の人から生け花や絵の描き方などを教われる時間を設けたり、楽しく過ごせるよう工夫しました。

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この日は、市の関係者や地域の人などおよそ30人を招いて、実験の結果を報告しました。利用したのは1日あたりおよそ10人です。関根学園高校以外にも上越高校と高田商業高校の2校の生徒が利用しました。参加した多くの生徒からは、楽しく過ごせたという声の一方で、高田駅を通学に使わない人にとっては利用しにくいなどの意見があったということです。

参加した生徒
「ひとつ難点をあげるなら、ミュゼ雪小町は5階にあるので行くまでに勇気がいる。外から様子が見えたほうがたくさんの人が来られたと思う」

地域の人
「高校生がまちづくりに参加することがまちの未来にとって大事なこと。多世代で交流できる場になれば、よくなるのでは」

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上越市総合政策課課長 石黒厚雄さん
「まちの中に高校生が日常的にいることはそれだけで元気になる。高校時代の思い出を持ち、まちにいい印象を持ってもらうのが大事」

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生徒会長 片桐優さん
「ほかの高校の生徒とも交流できた。上越に高校生の居場所ができるといい。まちの人に認知してもらえる場所になれば」

生徒会では来年度も高校生の居場所設置の実現に向けてこの活動を続けることにしています。

 

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