2025年04月17日 17:00更新
糸魚川市能生の弁天岩に今年もこいのぼりが掲げられ、春の風を受けながら空を泳いでいます。こいのぼりは17日(木)、弁天岩から国道8号線までのおよそ150メートルにわたり、地元住民によって60匹が掲げられました。
こいのぼりは住民などから能生商工会議所に寄贈されたもので、30年ほど前から毎年飾られています。黒や赤などさまざまな色があり、一番大きいものは全長5メートルです。
17日(木)は風を受けて泳ぐこいのぼりを見ようと、地元の園児や観光客なども訪れていました。愛知県から
「8号線は通ったことがあるが立ち寄ったのは初めて。こいのぼりが見えてきれいだなと思った。この季節がやってきたなと。これからどんどん暑くなっていくかな」
兵庫県から
「こいのぼりを上げるところが少なくなった。川から対岸まで渡っているのは見たことあるが、海の上を渡すのは初めて見た」
能生海岸管理組合によりますと、風で布が破れてこいのぼりが飛んでしまったり、ほつれてしまうこともあるため、毎年ミシンで縫って補強しているということです。 能生海岸管理組合 平塚忠一さん
「これから管理が大変。風が吹くと絡むのでロープを緩めて治してまた張る。この作業をしなくてはこいのぼりはきれいに泳がない。こいのぼりをあげる家庭が少なくなってきたので、ぜひ見てもらいたい」
こいのぼりは、来月20日ごろまで飾られています。能生海岸管理組合では、家庭で不要になったこいのぼりを受け付けています。
■問い合せ:能生商工会議所 TEL025-566-2244
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