2025年04月21日 18:37更新
妙高市の伝統工芸品、スゲ細工づくりで知られる妙高市下平丸集落の春祭りが19日(土)に開かれ、高さ1メートル以上あるスゲでできた牛が7年ぶりに集落を練り歩きました。
スゲでできた牛は、高さおよそ1.2メートル幅はおよそ2メートルあります。
下平丸集落の春祭りは毎年、五穀豊穣を願いこの時期に行われています。スゲの練り歩きは春祭りに合わせて行われていましたが、少子高齢化の影響で参加者が減り、長い間できていませんでした。今年は地元の有志がプロジェクトを立ち上げて参加者を募り、7年ぶりに復活させました。
この日はおよそ50人が諏訪神社でおはらいを受けたあと、スゲを乗せた台車を引いておよそ2キロを練り歩きました。
地元の人
「昔と違い子どもが少なくなったので心配。これからも続けば地域の活性化になる」
スゲの牛は、スゲ細工づくりの伝統を引き継いでいる「スゲ細工のこし隊」が保管しています。
まつりプロジェクト 霜鳥榮之 代表
「(復活まで)踏み切りができなかったが、なんとかしようというメンバーが集まった。天気が良くて最高だった。(継続については)地域の人の声を聞ければ」
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