2025年04月27日
2025年04月27日 03:39更新
観桜会の終わった高田城址公園で26日(土)、花が散ったサクラに肥料を与える「お礼肥」を地元の小学生などが行いました。児童たちは、来年もきれいな花が咲くよう願いを込めながら作業しました。
お礼肥は、花が散ったあとのサクラの木に栄養を補給するために行ないます。緑化活動やアウトドア活動に取り組む「上越緑の少年団」の小学4年生から6年生 24人が参加しました。
児童は、サクラの保全活動などに取り組む市民団体「エコ・グリーン」に教わりながら、木の周り8か所に15センチの穴をあけ、1か所あたり100グラムほどの肥料を入れました。
穴は、栄養を吸収しやすい根の先端近くに開けます。根はサクラの枝の先端がある場所まで伸びているということです。
参加した児童
「ありがとうの気持ちで肥料を入れた。この肥料でもっと育ってほしい」
「来年もきれいに花が咲いてほしい。次の観桜会も楽しみ」
協力しながら、1時間で40本ほどに肥料を入れました。
お礼肥は、毎年4月中旬から6月上旬にかけて複数の市民団体や地元企業が参加しています。
エコ・グリーン 鈴木敏男 代表
「観桜会期間だけでなく、1年間を通してサクラに関わり好きになることが市民にとって大事なこと。この先100年、200年とサクラが咲くように、ぜひ多くの市民に参加してほしい」
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