2025年05月01日
2025年05月02日 18:00更新
今年3月イタリアのトリノで開かれた知的障がい者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス冬季世界大会」のアルペンスキー3種目で、3つのメダルを獲得した上越市出身の押山優樹選手が1日(木)、上越市役所を訪れ中川市長に結果を報告しました。
上越市出身の押山優樹選手(24)は、今年3月にトリノで開かれた知的障がいのある人たちによるスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス冬季世界大会」に初めて出場しました。大会には102の国や地域からアスリートなどおよそ1500人が出場しました。このうち日本は32人が7つの競技に挑みました。
押山さんは、スキーの正確なターンや滑走スピードを競うアルペンスキーの3種目に出場しました。その結果、ジャイアントスラロームとスーパージャイアントスラロームで銀メダル。スラロームで銅メダルのあわせて3つのメダルを獲得しました。
押山優樹さん
「初めての世界大会でメダルを取れてうれしかった。雰囲気や雪質が違った。楽しめてよかった」
押山さんがスキーを始めたのは小学1年生です。冬は週に1回、妙高市の池の平温泉アルペンブリックスキー場で練習をしています。押山さんは4年後、スイスで開かれる冬季世界大会を見据えて意気込んでいます。
押山優樹さん
「今回の大会で1位とれなかった。次の大会に向けて1位を目指したい」
中川市長は「すばらしい成績でした。4年後の出場も目指して頑張ってほしい」と今後の活躍に期待していました。
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