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直江津空襲から80年 被爆地で犠牲者を追悼する集い

太平洋戦争の末期、県内で初めて空襲による犠牲者が出た直江津空襲から5月5日で80年が経ちました。爆弾が落ちた場所に近い上越市の黒井公園で5日(月)、犠牲者を追悼する集いが開かれました。

太平洋戦争末期の昭和20年5月5日午前11時15分ごろ、アメリカ軍の爆撃機が直江津の工業地帯を狙って爆弾7発を投下しました。爆弾は工場には命中せず、黒井駅近くに落ちて田んぼで作業していた人など3人が亡くなりました。集いを開いている市民団体「直江津空襲と平和を考える会」によりますと、このほか4人が重軽傷を負ったということです。空襲による犠牲者が出たのは県内では初めてでした。

爆弾が落ちた場所に近い黒井公園では、「直江津空襲と平和を考える会」が犠牲者を追悼する集いを毎年、空襲があった時刻に合わせて開いています。今年も会のメンバーなどおよそ20人が黙とうしました。

また、戦争反対や平和を願う言葉を参加者全員で叫びました。

参加者
「子どもたちは戦争を知らない世代。伝えていかなければと強く思った」

直江津空襲と平和を考える会 本間勝 代表
「(会員の減少は)危機感と言えば危機感。運動の足りなさがあると思っている。会というよりも平和を愛する人が集って『今年も』というようにやっていきたい」

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