2025年05月12日
2025年05月12日 11:26更新
10日(土)午前、糸魚川市姫川沖でカヤックに乗って釣りをしていた長野県東筑摩郡在住の40代男性が強風で沖に流され、上越海上保安署に救助を求めましたが、その後風が弱まった際に男性は自力で岸に戻り、けがなどはありませんでした。
写真提供:上越海上保安署 流されたカヤック(全長約2メートル)
10日午前6時20分ごろ、男性は釣りをするためにカヤックに乗って糸魚川市須沢の須沢臨海公園から沖に向かって出発しました。沖に出たところ風が強く不安に思い、岸に戻ろうとしますが、風に押されて沖に流されはじめ、118番通報したということです。
通報を受け、上越海上保安署では巡視艇1隻とヘリコプター1機を現場に急行させましたが、午後8時5分頃、男性から風が少し弱まり自力で戻ることができたと連絡がありました。男性にけがなどはありませんでした。当時天候は曇り、南の風5メートル、波のうねり南0.5メートルでした。
上越海上保安署では、海でレジャーを楽しむ際は、まずは天候の確認が必要だとしています。「せっかく来たから大丈夫だろう」、「このくらいは大丈夫だろう」、「自分は大丈夫だろう」といった安易な気持ちが事故に直結するとし、今は季節の変わり目で、天候が急変しやすい時期なので、十分に気を付けて海のレジャーを楽しんでほしいと話しています。
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.