2025年05月16日
2025年05月16日 15:19更新
上越市寺町3丁目の日枝神社で15日(木)と16日(金)の2日間、春の例大祭が行なわれています。15日(木)は、重さ1トンほどのみこしが神社周辺の19町内を練り歩きました。
日枝神社の春の例大祭は、平和と産業の発展、五穀豊穣などを願って毎年行われている伝統行事です。通称「青葉まつり」とも呼ばれています。
みこしは神社を出発し、寺町2丁目から本町、東本町、大町、仲町など、1日をかけて周辺の19町内を回りました。
最後は寺町3丁目です。午後5時半過ぎ、神社までの1.5キロメートルを1時間ほどかけて担ぎました。
地元の人
「皆さん一生懸命で活気があっていい。祭りらしい」
「元気になれる。嫁に来てから何十年も経つが、毎年のことなので続けてほしい」
みこしは重さが1トンほどあり、担ぐには50人ほど必要です。担ぎ手が減り、みこしを台車に載せる町内が増えるなか、寺町3丁目では町内にある福祉施設サンクス高田や上越高校などから協力を得て、25年ほど前から毎年担いでいます。
担ぎ手
「初めて。大変だけど頑張りがいがある。1年間 皆さん健康に頑張れるように祈りながらやっている」
「去年に続いて2回目。みんなで盛り上がれるいい機会」
「78歳。22~23年担いでいる。引退しようと思っていたが、担ぎ手がいないので担いでいる。町内が一丸になって設ける行事。団結力で担いでいる。最後まで頑張りたい」
みこしは日枝神社の本殿に戻りました。
寺町3丁目町内会 廣川勲 会長
「活気あふれたスタートを切れてよかった。歴代の会長の執念と、みんなでつなごうという気持ちの結晶。これだけ人数が集まってくれてありがたい。春の1番のスタートの祭り。何とかつないで続けていきたい。その願いだけ。来年も頑張る」
例大祭は16日(金)の夕方、子どもたちによるみこしの巡行が行われたあと、神社では神楽が奉納されます。
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