2025年05月20日
2025年05月20日 17:31更新
地元や旅先などの風景画を描く、上越市の絵画サークル「香葉会」の代表 小谷龍吉さん(83)の油絵展が上越市石橋の「市民いこいの家」で開かれています。
小谷龍吉さん
小谷さんは33年前の1992年から油絵を描き始めました。絵画サークル「香葉会」で腕を磨き、県展や市展で数多く入賞しています。いまは会の講師も務めています。
作品展には、去年までの32年間で描いた作品のなかから13点が展示されています。浜小屋や山小屋、船など、すべて人の生活が感じられる風景画です。
小谷さんは、まず現場でスケッチをして、それをもとに自宅で油絵を描きます。
小谷さん
「わたしの作品のテーマは『色』と『光』。それがないとモノを表すことができない。常に色と光を求めながら絵を描いている」
「夕船と海」
去年の県展で入選した作品「夕船と海」です。上越市黒井で見た木造船と、糸魚川市筒石の倉庫、頸城平野の山々の3つの景色を、1つの作品の中に描きました。
小谷さん
「描いてあるものは、わたしの思いの中で合わせた景色。風景をそのまま描かなくても絵になるということ。全体を想像で合わせた作品はこれが初めて」
油絵展「色と光求めて」は、今月26日(月)まで、市民いこいの家で開かれています。入場は無料です。
小谷さんは8月と来年3月にも展示会を開く予定で、毎回違う作品を展示するということです。
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