2025年05月23日
2025年05月24日 04:00更新
障がいがある人に農業の楽しさを知ってもらおうと、妙高市の坂口げんき農場で市内の福祉施設を利用する人たちが20日(火)にサツマイモの苗を植えました。
坂口げんき農場では障がいがある人に農業の楽しさを知ってもらおうと、5年前から福祉施設と連携する取り組みを進めています。
この日の作業はサツマイモの苗植えです。妙高市の4つの福祉施設に通うおよそ10人が、苗3000本を11アールほどの畑に植えました。
りんどうの里 髙橋徹治係長
「苗植えなど依頼してもらうのはありがたい。利用者の皆さんも作業を楽しみにしているので多くあれば。農業プラス、地域の人と交流できる機会は利用者にとって貴重な体験」
坂口げんき農場ではワイン用のブドウも栽培していて、福祉施設の利用者が害虫を防ぐために木に薬をぬる作業を手伝っています。利用者が農業を通して働く喜びを体験する一方で、担い手不足に悩む農場にとっても負担が減るメリットがあります。
坂口げんき農場の後藤正直代表理事は「サツマイモの苗植えを通して、外で仕事をする楽しさや、作物が育つ様子を楽しんでもらいたい」と話しています。
今後、利用者は草取りなどの管理をして10月に収穫するということです。
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