2025年5月29日
2025年5月28日 16:22更新
上越市は不適切な事務処理をしたとして2人の職員を懲戒処分したと28日(水)に発表しました。
市によりますと、令和6年度に総合評価方式を適用した11件の工事入札のうち4件において、落札者を決定する評価点のなかで、工事実績等、地域貢献度等に関する加算点など一部に誤りがあったことがわかり、これを正しく修正した場合、既に竣工していた1件の工事で落札者の決定が異なることが判明しました。
これを受けて市では、28日付けで当時の財務部契約検査課の50代副課長を戒告、当時の財務部契約検査課の50代課長を管理監督不適正として文書訓告処分としました。
中川市長は「市の事務に対する信頼を大きく損なうとともに、特に本来であれば工事落札していた事業者に対しましては、多大なるご迷惑をおかけしたことを、改めて心からお詫び申し上げます。今回の事案を反省し、業務の遂行にあたっては、根拠となる法令等の確実な確認はもとより、担当者に任せきりにすることなく、組織として対応するという基本に立ち返り、適正な事務執行の徹底を図るとともに、市民の皆さんの信頼回復に向け、誠心誠意努めてまいります」とコメントしています。
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