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直江津沖 遊漁船が浸水し救助 乗員･乗客14人にけがなし

28日（水）午後、直江津沖で釣り客を乗せた遊漁船が浸水し、上越海上保安署に救助を求める通報がありました。

上越海上保安署によりますと、事故があったのは直江津港第三東防波堤灯台から北北西に300メートル離れた海上です。浸水した遊漁船は「安盛丸」、9.7トンです。

エンジンルームが浸水
提供：上越海上保安署

午後3時23分に上越海上保安署に船長から「遊漁船のエンジンルームが浸水し自力で動けなくなった」救助してほしいと118番通報がありました。

提供：上越海上保安署

通報を受け、海上保安庁の巡視艇1隻、ヘリコプター1機が出動したほか、上越市漁協に出動要請し3隻が出動。遊漁船はえい航されて、午後4時44分に直江津港に着岸。

遊漁船には、長野や群馬などの釣り客12人と上越市の乗組員2人のあわせて14人が乗っていましたが、全員が救命胴衣を着用していて、けがをした人はいないということです。

上越海上保安署によりますと、遊漁船は直江津港沖で午後3時ごろに浸水していることに気づき、直江津港に向かっていましたが、途中でエンジンが停止し動けなくなったということです。

上越海上保安署が事故の原因を調べています。