2025年5月29日
2025年5月29日 9:45更新
創立150周年と二重の喜び!
環境問題を考えたり、多様性などを尊重する理念を教育に取り入れた国連教育科学文化機関「ユネスコスクール」に、上越地域の小学校として初めて妙高市立斐太北小学校が先月登録されました。これを祝い27日(火)、学校に横断幕が掲げられ、児童が記念撮影をしました。
斐太北小学校では、校区内にある国指定史跡の「斐太歴史の里」を活用し、児童が弥生時代から戦国時代にかけて3つの時代の歴史や文化を学んでいます。また、ごみ拾いを通じた環境問題をはじめ、人権や多様性の尊重などSDGsへの理解を深めてきました。
こうした取り組みが認められ先月7日、人権や多様性を尊重する理念を教育に取り入れたユネスコスクールに登録されました。世界ではおよそ180か国、1万校、国内では今年3月現在、幼稚園・保育園から大学まで970校が認定されていて、上越地域の小学校としては初めてです。
校舎には登録を祝う横断幕が掲げられ、全校児童68人が記念撮影をしました。
6年生
「これからどうしていきたいか、6年生で話し合った。みんなで力を合わせること。『みんな違って、みんないい』という視点を大切にしていきたい。しっかり勉強を頑張る斐太北小学校にしていきたい」
学校では、創立150周年を迎えた年に登録され「二重の喜び」と話しています。
斐太北小学校 三田村尚子 校長
「もっと世界を身近に感じたり、自分事として世界の事を見つめたり。ペットボトルがごみになり、海に漂い、世界中で生物多様性を脅かしている。そこまで『つなげて考える』のが斐太北小がやってきた(教育)』
斐太北小学校では今後、ほかの認定校とオンラインで交流などをしていくということです。
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