2025年5月30日 17:51更新
田んぼに水を送る給水栓を守る鉄製のふたが上越市南新保周辺で17枚盗まれたことが29日(木)までにわかり、農家が警察に被害届を提出しました。市内では、ふたの盗難が去年から相次いでいて、警察では捜査を進めるとともにパトロールを強化しています。
鉄製のふたが盗まれたのは上越市南新保周辺の田んぼです。ふたは田んぼに水を送る給水栓を守るために設置されていました。 大きいもので縦55センチ、横79センチ、重さは5キロほどあります。
28日(水)、地元の農家が田んぼの見回りをしていると、ふた10枚がなく盗まれていることに気づきました。これを受け29日(木)、周辺の農家がそれぞれ確認したところ、さらに7枚盗まれていたことが分かりました。
用水路を管理する関川水系土地改良区によりますと、ふたは小さいもので1枚あたり1万円ほどするということです。
関川水系土地改良区 倉重嘉之 副課長
「人目につきにくいところもある。巡回強化や不審車両を通報するなど、いろいろ対策は考えられると思うが、農家だけでは限界があると思う。市民の皆さんにも協力をしてほしい」
上越市内では去年のこの時期、上越市吉川区でも鉄製のふたが500枚以上盗まれるなどの被害が確認されています。警察では捜査を進めるとともに、パトロールを強化しています。
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