2025年6月4日
2025年6月2日 17:14更新
まが玉や土器を作る体験会が31日(土)に上越妙高駅近くの釜蓋遺跡公園で開かれました。
体験会は、弥生時代の終わりから古墳時代のはじめにかけての集落跡が見つかっている釜蓋遺跡を知ってもらおうと、市民団体、「吹上・釜蓋遺跡応援団」が毎年この時期に開いています。
この日は親子連れなどが参加し、まが玉と土器づくりに挑戦しました。
まが玉ははじめに砥石に下書きをしたあと、やすりなどで削ります。その後水で濡らして表面をやすりで磨けば完成です。
参加者
「(息子)ものづくりが好き。楽しめたらと思い来た。歴史について深く学べるいいきっかけになりそう」
「まが玉づくりは5回目 簡単。傷がなくうれしい」
また、土器は粘土で形を作ったあとストローや竹串などを使いながら模様を描きます。粘土は柔らかいため参加者が自宅に持ち帰ったあと、2週間ほど陰干しをして固くなれば完成です。
このほか、火起こしや、弓矢を使った的当てなどの催しもあり、参加者は楽しみながら弥生時代の文化に触れました。
吹上・釜蓋遺跡応援団 塚田俊幸さん
「世界にこれしかないという自分の宝物を作ってもらえてよかった。大和5丁目に釜蓋遺跡、1800年前の遺跡があり、昔からここに人が住んでいて暮らしやすい場所だった。それを感じてもらえたら」
吹上・釜蓋遺跡応援団ではまが玉や土器づくりの体験会を年に20回ほど釜蓋遺跡公園で開いています。応援団では会員を募集しています。体験会には毎回、多くの子どもが参加することから、応援団の塚田俊幸さんは「子どもたちとの交流を楽しみながら一緒に活動しましょう」と呼びかけています。
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.