2025年6月18日
2025年6月18日 0:00更新
命の大切さを学ぼうと、妙高市立斐太北小学校の児童が11日(水)に市内を流れる矢代川にアユを放流しました。
アユを放流したのは、斐太北小学校の3、4年生25人です。3年生は地元の魅力、4年生は地域の川と生活のかかわりなどを調べています。
アユは長野県飯田市で養殖されたもので、体長は12センチほどです。
はじめに、アユの寿命は1年で短いこと、水がきれいな場所でないと育ちにくいことなどを、関川水系漁業協同組合に教わりました。
続いて、児童がバケツに入ったアユ1000匹あまりを放流しました。この日は雨の影響で川の水が増えていたため、場所を矢代川に向かう用水路に変更しました。
児童
「元気でね」
「エサを食べて大きくなれ」
児童
「アユがヌルヌルしてびっくりした」
「1年間しか生きられない。大きく育ってほしい」
アユの放流は、毎年、関川水系漁業協同組合が上越市や妙高市の川で行っていて、斐太北小学校は3年前から参加しています。
関川水系漁業協同組合 作林 一郎 組合長
「ことしの子どもたちはハキハキしていた。親しんで放流してもらった。川の魚になじんでもらい、大人になったら川の環境や
生息する魚に興味を持ってもらいたい」
今回放流されたアユの量は110キロです。アユ漁が解禁される7月11日(金)には、体長20センチほどに成長するそうです。
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