2025年6月17日
2025年6月17日 10:01更新
妙高市の消防団が練習の成果を披露する総合演習が15日(日)に開かれ、隊員およそ300人が参加し、放水の基本動作、ポンプ操法を競いました。
総合演習は消防隊員に練習の成果を披露してもらおうと、毎年この時期に行なわれています。参加したのは新井、妙高、妙高高原の3方面隊、およそ300人と消防車42台です。
演習では放水の基本動作となるホースをつなぐまでの手順、放水するまでのスピードを競います。
競技は「ポンプ車操法」と「小型ポンプ操法」の2種類です。このうち 「小型ポンプ操法」では50メートルに渡って3本のホースをつないだあと、10メートル先の火に見立てた的に放水します。
この競技には6分団が参加しました。このうち新井第13分団第2部は、大会に向けおよそ1か月前から練習を週3回してきました。
新井第13分団第2部 指揮者 飯吉智宏さん
「かけ声やどれだけ早く火点を射止められるか練習してきた。この訓練が地域の人の生命や財産を守る活動につながればいい。消防活動を見てもらい、僕もやりたい、私もやりたいという人が出てきてくれたら嬉しい」
妙高市消防団副団長 加藤克志さん
「ポンプ操法は火災現場での放水活動を安全にかつ迅速に行うための基本動作。どれだけ大変でもやらなければならないこと」
優勝したのは「ポンプ車操法」が新井第10分団第1部、「小型ポンプ操法」は新井第12分団でした。 優勝した分団は7月、十日町市で開かれる県大会に出場します。
妙高市消防団副団長 加藤克志さん
「地域住民の安全安心のために普段から訓練を重ねている。任務を遂行できるように頑張っている」
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