2025年6月17日
2025年6月18日 4:00更新
終戦から80年、核兵器や戦争のない世界の実現を目指す平和集会と行進が17日(火)上越市で行われました。
平和集会と行進は、原水爆禁止日本国民会議の呼びかけで原水禁上越市民会議が開きました。集会には労働組合や市民などおよそ40人が参加し、上越地区平和環境労働組合会議の山本佳洋議長がロシアとウクライナの戦争に触れ、「私たちは広島と長崎で起きた悲劇を忘れてはいけない」と強く訴えました。
上越地区平和環境労働組合会議 山本佳洋 議長
「2025年は大戦が終わり80年という大きな歳月を迎える年。私たちは広島と長崎で起きた出来事を忘れるわけにはいかない。この苦しみは過去のものではなく、今もなお放射能の後遺症に苦しみ、心に深い傷を負っており現在も続いている」
広島市生まれの中川市長も参加しました。今年は上越市が非核平和友好都市宣言をしてから30年の節目にあたるとし、市長は被爆国としてこの運動を先導するよう呼びかけました。
このあと平和行進が市役所の周辺で行われ、参加者がシュプレヒコールをあげました。
行進はこのあと糸魚川市に引き継がれ、群馬県や山梨県をリレーして東京を目指します。
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