2025年6月18日
2025年6月18日 16:25更新
田んぼや道路の側溝の「鉄製のふた」が盗まれる被害が、上越市内で相次いでいます。今月13日(金)から18日(水)までに、あわせて43枚が盗まれ、被害額はおよそ48万円となっています。
田んぼでふたが盗まれたのは、上越市上真砂と南新保周辺です。今月13日(金)、上真砂で11枚、南新保では17日(火)までに9枚が盗まれました。いずれも田んぼに水を送る給水栓を保護するための鉄製のふたです。
大きさは縦30センチ横60センチ、重さは5キロです。被害額はあわせて20万円です。
関川水系土地改良区 増村剛 業務課長
「本来はこの上にふたがある。草刈り機に乗って移動。ふたがなくなると草刈り機が通れなくなる。盗まれた農家は怒っている
作業できない。道路沿いの取りやすい所を除いて、1本挟んだ農道のものを取っている」
同じ地区では、先月28日(水)にも鉄製のふたが17枚盗まれる被害があり、その後、集落の農家同士で話し合い、自宅で保管するようにしていました。しかし、この地域の田んぼを借りて耕作する別の地域に住んでいる農家にまで連絡が行き届かず、保管できなかったふたが今回被害にあいました。なかには、先月とあわせて16枚盗まれた農家もいます。
関川水系土地改良区 増村剛 業務課長
「間もない間で同じくらいの枚数が盗難 憤り。(ふたを)いちいち取り外して作業。田んぼをたくさん持つ農家は苦痛。取るのはやめてもらいたい」
関川水系土地改良区では、農家に対して、鉄製のふたを撤去し自宅で保管するよう呼び掛けています。
関川水系土地改良区 増村剛 業務課長
「強化プラスチック 代替品が業者にある。土地改良区に電話をもらえれば つなぐ。一般の市民も不審な車両や不審者を見つけたら、自分で声をかけなくても警察に電話して注意してもらいたい」
写真提供:上越市
また、18日(水)は富岡の上越インター三田新田線で、市道の側溝の鉄製のふたが6枚、17日(火)は昭和町3号線と、上昭和町滝寺線の市道で17枚盗まれる被害がありました。
写真提供:上越市
サイズは大きいもので縦50センチ、横60センチ、厚さ10センチです。被害額は、あわせておよそ28万円です。市では、いずれの市道のふたも、近いうちに別のふたをして復旧することにしています。
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.