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梅雨の晴れ間に青々と!「越の梅」収穫始まる

梅雨の晴れ間に青々と!「越の梅」収穫始まる

上越市名立区の特産でもある新潟のブランドウメ「越の梅」の収穫が、今週から始まりました。

「越の梅」は新潟のブランド品種です。皮が薄くて果肉が多く、一般的な品種よりも種が小さいため梅酒や梅干しの加工に適しています。

名立区では40年ほど前から減反政策として栽培を始めました。現在「名立梅栽培組合」の会員17人が、およそ2ヘクタールの畑で480本を栽培しています。収穫は17日(火)から始まりました。

今年は花が咲いた3月下旬から気温の低い状態が続き、ハチによる受粉が十分に行われませんでした。そのため、収穫量は例年より3割ほど少ない6トンほどになる見込みです。梅雨に入っても雨が降らないため実は小ぶりですが、品質は例年と変わらずいいということです。

名立梅栽培組合  竹田一義 組合長
「サクラ同様にウメも開花が遅れた。思うように玉の大きさがそろわないが、皆さんに納得してもらえるものになったのではないか」

収穫されたウメは大きさによって選別され、吉川区の「よしかわ杜氏の郷」や三和区の「丸山酒造」など、県内の酒造会社などに出荷されます。また、梅干しは大潟区の「朝日池総合農場」などで買うことができます。

竹田一義 組合長
「『名立のウメはまだか』などの連絡もくるようになったので、認知が広がっていると感じてありがたい。梅酒や梅干しのほかにも、ジュースやシロップもある。ウメで暑い夏を乗り越えてほしい」

収穫は今月末まで続きます。なお、今年は収穫量が少ないため一般販売されるかは決まっていません。今後雨が降って実が大きくなり収穫量が増えれば、市内の農産物直売所あるるん畑などで販売される予定です。

また、名立梅栽培組合では生産者の高齢化と人手不足が問題となっています。現在17人いる会員は60代~80代で、なかには自分で収穫ができない人もいるということです。組合では、一緒にウメを栽培する人を募集しています。対象は名立区に住んでいる人です。興味のある方は、JAえちご上越の「上越営農センター」までお問い合わせください。

■お問い合わせ:上越営農センター:℡025-523-5075

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