2025年6月27日
2025年6月28日 4:00更新
消防の救助技術を競う県大会に上越地域消防局の隊員が出場します。26日(木)、大会を前に訓練の成果を披露しました。
県大会に出場するのは上越地域消防局の管内選考会で選ばれた23人です。26日はこれまでの訓練の成果を猪俣浩之消防局長に披露しました。
競技は「ロープブリッジ救出」や「はしご登はん」など7種目あります。
このうち「障害突破」では5人1組になり、壁を乗り越えたり、煙の中を通過したり、5つの障害を突破する技術の正確さとスピードを競います。上越地域消防局のチームは3年前に全国大会で6位に入賞しました。今年のタイムも全国トップクラスだということで好成績が期待されています。
障害突破のチーム
障害突破 リーダー 堀内紀彰消防士長
「災害出動の際、絶対に失敗できない、要救助者を絶対に助ける強い気持ちをこの救助大会の訓練を通して身につけている。結果という形で皆さまに恩返しできれば」
この後、選手を代表して上越消防署特別救助隊の吉村広太消防士長が出場に向けて決意を述べました。
選手宣誓 吉村広太 消防士長
「訓練期間で体験したすべての思いを込めて大会当日は最高の1本を通してくることを誓う」
猪俣消防局長は「皆さんの卓越した技術はこの大会のみならず災害時においても日々の安全を守ってくれると確信した。自分自身を信じ周囲の方々の思いを胸に悔いの残らない訓練をしてきてほしい」と激励しました。
選手代表 宮﨑大地 消防士長
「臨機応変な対応能力の向上、精神面の向上に努めてきた。大会が選手たちのひとつのモチベーションになっている。上位大会に出ることでモチベーションが保たれている。県大会は最高の1本をしてきたい」
県大会は来月7月2日に新潟市で開かれます。
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