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南極観測隊 調理隊員として活躍 上越市の髙木和哉さんが講演

南極観測隊 調理隊員として活躍  上越市の髙木和哉さんが講演

南極観測隊の調理隊員として派遣された上越市出身のシェフ髙木和弥さんが帰国し、南極で作った料理をアレンジしたお弁当を振舞いながら、隊員としての活動や南極の自然などについて講演しました。

上越市東雲町のレストラン「トゥジュール」のオーナーシェフだった髙木和弥さん52歳です。

子どものころから南極に憧れていたという髙木さんはおととし、南極地域観測隊越冬隊の調理隊員に選ばれ夢を実現させました。

髙木和弥さん
「子どもたちに諦めなかったから夢を叶えられたということや、夢を追いかける子どもたちの励ましになればと思って、このイベントを企画しました」

南極の昭和基地にはおととし12月から1年2か月派遣され、隊員27人の三食と夜食、観測に出かける隊員の弁当作りなどをもう一人の調理隊員と交代で、合わせて1000食以上作りました。

髙木和弥さん
「(料理人としての)これまでの経験が役に立った印象が強い。きつかったのかもしれないが、楽しかった思い出になっている。一生の宝物になった」

講演会には60人ほど集まり、髙木さんは隊員としての活動のほか、南極で見たオーロラやペンギンなど、出会った動物を映像や写真で紹介しました。

また、南極で作った料理をアレンジしたお弁当を参加した人に振舞いました。

参加者
「(南極の)いろいろなエピソードが聞けて良かった。(南極に行くことは)なかなか経験できないこと。(お弁当の)味もおいしかったし豪華だった」
「トライすることが大事。南極は寒いところだから、行ったこともないし、大人になったら挑戦しに行ってみたい」
「感動した。南極は未知の世界だけど、いろいろな話を聞けた。(一緒に参加した)子どもが小さいので理解できたか微妙だが、こういう場で聞くと入ってくるものがあるのでは」

髙木和弥さん
「(イベントを開催することは)最初は不安だったが、お弁当を開けた時のお客さんの笑顔で一安心した。うまく話せたかわからないが、一歩踏み出さないと始まらないということを今後もメッセージとして伝えていきたい」

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